フェイキックIOLとは、白内障手術を応用した手術で、眼の中に有水晶体眼内レンズという人口レンズを入れて、視力を矯正する手術です。1986年にヨーロッパで始まったこの治療は、20年の歴史があり、現在では全世界で15万症例が行われ、大変良好な結果を得ています。
フェイキックIOLは水晶体と角膜の間にレンズを入れ虹彩に固定する手術で、後で取り外すこともできます。また、角膜を削らないので、角膜の厚さが薄くレーザーが治療が適用できない人や軽度の円錐角膜の人でも手術が可能です。
フェイキックIOLで使われるレンズには、角膜と虹彩の間にはめるタイプや、虹彩と水晶体の間にはめるタイプなどいくつかの種類があり、レンズの種類によって手術の内容も変わってきます。
一般にフェイキックIOLのメリットは、角膜が薄すぎるためにレーシックの手術を受けられない人や強度近視の人にも視力矯正の手段が与えられるということですが、手術費用がレーシックなどに比べて高額でオーダーメイドのレンズが完成するまでに2〜3ヶ月かかるというデメリットもあります。